保安局勤務の青年ラルフの周りで起こる不思議な出来事。 落ち着いた描き口の現代ファンタジー。 | |||||
| |||||
サイト | 宝箱の迷宮 森ノア様 | ||||
形態 | ストーリー漫画 | 作画 | ペン入れ&トーン | ||
ジャンル | 現代ファンタジー 日常の中で起こる不思議な出来事 | ||||
主人公 | ラルフ(男/20~30代?)保安局勤務の青年。落ち着きがあって優しい。 | ||||
ヒロイン | マリィ(女/20~30代?)ラルフの妻、エリックの妹。活発でしっかり者。 | ||||
他キャラ | ユキ(女/1歳~)ラルフの娘。お母さん似。 エリック(男/20~30代?)中央分析局の局員。変人だが仕事は優秀。不思議なものに呼応しやすい。トラブルメーカー的うるさい奴だが、読み進めるうちにだんだん愛しく思えてくる。 ロボ(男/年齢不詳)第1話で登場する。「オオカミ男。第2話以降はエリックが自宅に住まわせている。動物的な優しさがあって正直かわいい。」 |
くせのない絵柄で、淡々としているけれど郷愁を誘うような描き口が心地よいです。坂田靖子さんとか好きな方はけっこうツボにはまるかも。
保安局に勤務する青年ラルフを中心に、平和な町に起こった不思議な事件や出来事が綴られています。
どれも30~40ページくらいの短編で、1話完結。
にぎやかなキャラクターも出てきますが、ラルフの落ち着いた性格が作品全体を落ち着かせているせいか、うるさく感じることなく読み進められました。
第1話はモノローグとフキダシの読み順なんかで迷って少し読みづらく感じましたが、話数が進むとどんどん読みやすく、引き込まれる描き口になっていきます。
先が気になるストーリー、独特の心地よい雰囲気、とんとん進む展開に、すんなり1本読めてしまいました。